とある検査技師の生活日記

仕事に慣れて時間にゆとりができたので「そうだ、ブログをやろう!」的な軽いノリで始めた臨床検査技師の生活日記です。

過去と未来

この仕事に就く前、学生時代の話です。

 

通っていた大学は臨床検査技師の養成所のようなもので、資格を取ることを最優先されたカリキュラムが組まれていました。

高校生の頃、理系に進んで将来を考えていた時、大学に進学したいという想いはありましたが、イメージしていたのは文系の大学のような沢山ある講義から自分の好きなものを選択して、自分で決めたカリキュラムに沿って勉強するというものでした。

現実では臨床検査技師だけでなく、多くの医療系の国家資格は決められた単位を取り、全てを履修しなければ国家試験を受けることができません。そのため大学とは言ってもイメージと違い、勉強ばかりであまり楽しい記憶はありません。もちろん入学する前には覚悟はしていましたが、実習の大変さや試験の難易度などこの道を選んでから苦労は多かったです。

 

今では国家資格も取得してとりあえず臨床検査技師という仕事に就いて安定はしましたが、失われた時間は戻りません。文系の学生になりたかったと後悔することも多いです。

とりあえず、高校生が人生のターニングポイントだと強く思います。若いからこそ誤った選択をしてしまうこともありますが、逆に自由に行動することができるのも学生時代だけだと社会人になって思いました。

 

自分の人生なので選んだのは自分。

誤ったと思ってもやり直すには時間を無駄にしすぎている。

そんな自分が嫌で自己嫌悪。

 

けど、自分はまだまだ幸せなんだと思います。

安定した職に就き、とりあえず暇な時間が持てるという幸せがある。

後悔もあるけど、良いこともある。

そういう想いが明日の自分の後押しになる。

 

そう思うようになりました。

 

 

たまには後悔も悩むこともあるけれど、趣味の事をして、自分をリセット。

 

 

また明日からも頑張ろう!